ハリーポッターと秘密の部屋
年:2002
時間:2時間41分
ハーマイオニーはあんまり変わらないけれど、ハリーとロンが若干成長していた。
一作目でハリーの組分けが難航していたことが気になっていたけど、ハリー自身も気にしていたのか。グリフィンドールとスリザリンの相反する性質を両方併せ持っているということは、闇堕ち?の危うさも抱えていることになるのかな。
ダンブルドアが、
どんな能力を持っているかではなくて、どうありたいかを大切にしなさい。
というようなことを言っていた。どうしても自分の能力から行動を決めがちだけれど、どうありたいという指針から決める方が後に得るものは大きいのかもしれない。
ただ、どうありたいというのは曖昧になりがちで、なりたくない存在の対として浮かび出てくるのかも。ハリーも組分けのとき、グリフィンドールが良いではなく、スリザリンは嫌だと願っていた。自分のありたい姿を持つという意味では、心の中で好き嫌いを明確に持つのも大切なのかもしれない。
トムリドル=ヴォルデモートには気が付かなかった。ハリーポッターって単なるファンタジーではなくて、ミステリーの側面もあったのか。